私生活重視なら看護専門外来を選ぼう
キャリア構築のしやすさや福利厚生の充実度などを考えると、看護師は病院で働くのに魅力があることでしょう。
しかし、病院で働いていると夜勤が必要になることも多く、業務が山積みになってしまって残業ばかりになることも稀ではありません。勤務日も変則的になってしまい、4週7休くらい担っていることも珍しくないのが実態です。
不規則な勤務をしていると、私生活に負担がかかってしまうのが問題になっているようです。病院で働きながらも私生活を重視した生活を送れるようにしたいと考えたら、検討してみるといいのが、看護専門外来の専属になることです。
看護専門外来は、医師による診療と同じで予約制の外来になっていて、医師ではなく専門知識のある看護師が対応するのが特徴です。一般的な外来と同じ時間帯に開かれているのが普通で、曜日についても同じか、平日に週数回だけということもあります。勤務時間と勤務日が安定し、残業もほとんどないのが特徴なので、仕事の時間帯がきっちりと決まることでしょう。
窓口時間が限られているので、時間通りに働くことができるのは看護専門外来の魅力ですが、医師の診療補助をする外来勤務と同じで、他の業務を兼任する場合が多いのも事実です。しかし、看護専門外来の専属という立場を手に入れてしまえば、他の業務を任される心配もありません。看護専門外来では、高度な専門知識を持っていることが求められるため、担い手が少ない状況があります。そのため、専属を希望すると許可してもらえることもよくあるようです。